コラム
column

2026.10.14

高価なプレゼントより嬉しいものがある?

大切な人に喜んでもらいたいとき、皆さんはどんなことをしていますか?

素敵なお店を予約したり、プレゼントを用意したり、相手が喜びそうなことを考えたり……。

もちろん、そうした行動も嬉しいものですよね。
でも、恋愛や婚活では、高価なプレゼントや特別な演出だけでなく、日常の何気ない気遣いが心に残ることもあります。

こんにちは。宮城仙台結婚相談所マリッジサンライズのスタッフ黒田です。
今回は、そんな人の心の動きに関係する心理学の「返報性の原理」についてご紹介します。

人から親切にしてもらったとき、「自分も何かお返しをしたいな」と感じたことはありませんか?

例えば、困っているときに助けてもらったり、落ち込んでいるときに優しい言葉をかけてもらったり。
相手の行動が嬉しくて、「今度は自分が力になりたい」と思うことがあるでしょう。

このように、人から何かを受け取ったときに、
自分もお返しをしたいと感じやすくなる心理で有名な「返報性の原理」。

恋愛に限らず、人間関係のさまざまな場面で見られます。
ただし、親切にされたからといって、誰もが必ず同じようにお返しをするわけではありません。

大切なのは、相手に何かをしてもらったことをきっかけに、感謝や好意、信頼が生まれることがあるという点です。

では、婚活やデートでは、どのような気遣いが相手の心に届くのでしょうか?
いくつかの場面をご紹介しますね!

1.自分の話を覚えていてくれた

以前の会話で、「最近、仕事が忙しくて少し疲れているんです」と話したことを覚えていてくれた相手。

次に会ったとき、「仕事、少し落ち着きましたか?」と声をかけてくれたら、嬉しく感じる方も多いのではないでしょうか。

特別なことをしてもらったわけではなくても、「自分の話をちゃんと聞いてくれていたんだ」と感じられますよね。

相手の話を覚えておくことは、あなたに関心を持っています、という気持ちを伝える一つの方法です。

2.相手の状況を考えて行動してくれた

デートで歩いているとき、相手の歩く速さに合わせてくれる。

お店を選ぶとき、苦手な食べ物や希望を確認してくれる。

仕事で疲れていそうなとき、「今日は無理せず、ゆっくり過ごしましょう」と声をかけてくれる。

こうした小さな行動には、相手の立場になって考える気持ちが表れます。

自分の都合だけで行動するのではなく、相手がどう感じるかを想像できる人は、一緒に過ごすときの安心感にもつながりやすいでしょう。

3.感謝の気持ちを言葉にしてくれた

お店を調べてくれたときに「ありがとう」。

デートの後に「今日は楽しかったです。またお会いできたら嬉しいです」。

相手がしてくれたことを当たり前にせず、きちんと言葉にして伝える。

それだけでも、自分の行動を喜んでもらえたことが伝わり、相手も温かい気持ちになることがあります。

感謝の言葉は、特別な技術がなくても実践できる、大切なコミュニケーションの一つです。

気遣いは、見返りを求めないからこそ伝わる

ここで気をつけたいのが、返報性の原理を「何かをしてあげれば、相手も自分を好きになってくれる」という考え方に結びつけないことです。

例えば、高価なプレゼントを贈ったのに、期待した反応が返ってこなかった。

自分ばかりが気遣っているのに、相手から同じような気遣いが感じられない。

そんなとき、「これだけしてあげたのに」と不満を感じてしまうこともあるかもしれません。

けれど、相手の気持ちや好意は、プレゼントの金額や親切の回数だけで決まるものではありません。

人によって嬉しいと感じることも、愛情の表現方法も違います。

だからこそ、相手に何かをしてあげるときは、見返りを期待するのではなく、「喜んでくれたら嬉しいな」という気持ちを大切にしたいですね。

そして、自分ばかりが無理をしていないか、相手も自分を思いやってくれているか、という視点も忘れないようにしましょう。

良い関係は、どちらか一方が頑張り続けることではなく、お互いが自然に思いやりを持てることで育っていきます。

★愛情表現については、さらに知りたい方はこちらをどうぞ!
→愛情表現は人それぞれ?言葉・行動・一緒に過ごす時間の違い

婚活で大切なのは、思いやりのキャッチボール

婚活中は、「どうすれば相手に好印象を持ってもらえるだろう?」と考えることも多いと思います。

もちろん、身だしなみを整えたり、デートのお店を考えたりすることも大切です。
でも、それと同じくらい意識したいのが、相手の話を聞くこと、感謝を伝えること、相手の立場になって考えること。

そして、相手から受け取った思いやりに気づき、自分も自然な形で返していくことです。

例えば、相手がお店を予約してくれたら「予約してくれてありがとう。お店も素敵ですね」と伝える。
相手が自分の好きなものを覚えていてくれたら、その気持ちを嬉しく受け取る。
自分がしてもらったことに気づき、言葉や行動で感謝を返していく。
そんな小さなやり取りの積み重ねが、二人の間に安心感や信頼を育てていくのではないでしょうか。

恋愛や婚活では、相手に喜んでもらいたいという気持ちが強くなるほど、何か特別なことをしなければいけないと思ってしまうことがあります。

けれど、相手の心に残るのは、必ずしも高価なプレゼントや華やかな演出とは限りません。

自分の話を覚えていてくれたこと。
疲れているときに気遣ってくれたこと。
何気ないことにも「ありがとう」と伝えてくれたこと。
そんな小さな優しさに、心が温かくなることもあるはずです。

そして、あなた自身も、相手からの思いやりを受け取ったときには、ぜひ言葉にして伝えてみてください。

「嬉しかったです」
「ありがとう」
「気にかけてくれて嬉しいです」
そんな一言が、相手にとっても大きな喜びになるかもしれません。

相手に好かれるために何かをするのではなく、お互いを大切に思う気持ちを、少しずつ行動にしていくこと。

その思いやりのキャッチボールが、二人のご縁を温かく育ててくれることを願っています。

★仮交際中には、恋愛観、結婚観や人への優しさなど、考えておきたいことがあります。そんな方は、こちらの記事もチェックしてみてくださいね!
→結婚相談所の仮交際中に考えたいこと|成婚につながる10のポイント

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