親の言いなりで婚期を逃す人。
こんばんは、宮城仙台結婚相談所マリッジサンライズ藤島です。
タイトルに記載しましたが、ここ最近続けて受けた案件の1例について。
親の言い分もわかる。
本人のジレンマもわかる。
婚活カウンセラーの立場としての回答というより、あくまでも私一個人としての意見をお伝えさせていただきました。
30代後半女性Rさんは同い年の素敵な男性と真剣交際をしていました。
親御さんにそのことを伝えたら「有名企業でもない一般企業に勤めている男性との結婚は賛成できない」とさらりと反対をされてしまいました。
親御さんは大学まで出して大切に育てた娘なので医師または士業か大企業のサラリーマン、もしくは公務員の男性でないと結婚させたくない。
とのこと。
娘さんは30代後半です。
出産もタイムリミットが迫ってます。
同い年の会社員と知り合い相思相愛になり娘が結婚したいというのにそれを認めない親御さん。
これってどうなんだろう。
娘の幸せは経済的な安定でしか成り立たないと固い頭で考えてます。
もしくは親御さんの周囲のお友達や親戚縁者への体裁なのかもしれません。
娘さんが気の毒で・・・。
娘さんは最近食欲もなくなり顔色も悪く、「彼とお別れしたくない」と泣いています。
「親は子供の人生の責任をとってくれるわけではありません。親の言い分もわかるけど自分の人生は親のものではないはず。今まであなたは親御さんにとって自慢の娘だったと思うよ、だけどこの先、自分の意思を押し殺してまで自慢の娘でいる必要はないと思う。
小学生から見たらあなたは「おばちゃん」と言われても文句は言えない年代だよ。
絶世の美女でも老いには抗えないわけだし、笑顔が好きだと言ってくれる彼の気持ちは本物だと思うよ。相手の年収だとかルックスだとか昭和の価値観で人生を決められていいの?
いつまでも同年代と結婚できるわけじゃない。ここで彼とお別れして後悔しないならいいけど最後は自分で覚悟を決めて進むしかないんじゃない?」
めっちゃ熱くなってしまいました。
親御さんの言いなりになって婚期も出産時期も逃してしまう人、男女とも多いです。
宮城県は都会と大自然が身近にあり、とても住みやすくついつい実家天国してしまう若者が多いせいか、結婚について意見をする親御さんが多いのが気になります。
子供を心配なお気持ちもとてもよく分かります。
でもね、親はいつまでも元気で生きていられるわけじゃないので、子供を信じて好きな人と一緒にさせてあげましょうよ。
死ぬ間際に年老いた独身の娘や息子を見て「あの時に結婚を反対しなければ・・・」と悔いてしまわないようにしたいものです。
18歳で進学のタイミングでさっさと実家を出てから親元に帰ることなく結婚した私。
親は寂しかったのだろうか?
親に相談せず、自分たちで結婚を決めて、2人で結婚の挨拶に行った時、喜んでくれてたようだったけど、父の本音はどうだったんだろう?
ただ、反対をしないで快く「おめでとう」と娘を送り出してくれたことに今は感謝しています。
みんな一度きりの人生、後悔しないように好きなように生きればいい。
令和は多様性がOKなんです。
もちろん失敗もするし傷つくこともたくさんあるけど、自分が決めたことなら立ち直って、また進んでいけるはず。
誰もが幸せに向かって羽ばたいて行ける可能性をもぎ取る親にはなりたくないなと、4人の子を持つ私はいつも思います。
Rさんの後悔のない決断を待ちたいと思います。
↑今朝は氷点下7度。フローズンフラワーになってた鉢植えちゃん。
でも大丈夫、この子達は丈夫なので5月くらいまで綺麗に咲いています。
あなたの心も必ず復活するからもう泣かないで!!