コラム
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2026.10.21

婚活で自信をなくしたときに知っておきたい「自己効力感」の話

婚活を頑張っているのに、なかなか良いご縁につながらない。
お見合いをしても交際に進めなかったり、交際が続かなかったりすると、「自分には魅力がないのかな」「このまま結婚できるのだろうか」と、不安になることはありませんか?

最初は前向きな気持ちで始めた婚活でも、思うような結果が出ないことが続くと、少しずつ自信をなくしてしまうものです。

そんなときに知っておきたいのが、心理学で使われる「自己効力感(セルフ・エフィカシー)」という考え方です。

こんにちは。宮城仙台結婚相談所マリッジサンライズのスタッフ黒田です。
今回は、婚活と自己効力感の関係や、自信をなくしたときに意識したいことをご紹介します。
自己肯定感とはまた少し異なるので、新しい視点の参考になれば嬉しいです。

1. 自己効力感とは?

自己効力感とは、簡単にいうと、「自分ならできそう」「工夫すれば乗り越えられそう」と、自分の行動や可能性を信じられる感覚のことです。

心理学者のアルバート・バンデューラが提唱した概念で、何かに取り組むときの意欲や、困難に直面したときの行動にも関係すると考えられています。

たとえば、初めてのお見合いに臨むとき。
「会話が続かなかったらどうしよう」と不安になることもあれば、「緊張するかもしれないけれど、相手の話をしっかり聞いてみよう」と考えられることもあります。

どちらも不安があることに変わりはありませんが、後者は「自分にできることがある」と感じられている状態です。
ここで大切なのは、自己効力感が高い人は何でもうまくいく、というわけではないこと。

失敗しない自信ではなく、うまくいかないことがあっても、自分なりに行動したり、工夫したりできると思えることがポイントなのです。

2. 婚活で自信をなくしてしまうのはなぜ?

婚活では、自分の努力だけでは結果を決められない場面がたくさんあります。

お見合いで好印象を持ってもらえても、交際に進めるとは限りません。自分は「また会いたい」と思っていても、お相手は違う気持ちかもしれません。

こうした経験が重なると、相手との相性やタイミングの問題まで、「自分に魅力がないからだ」と受け止めてしまうことがあります。

たとえば、次のような考え方です。
– お見合いが成立しないと、自分には魅力がないと思ってしまう
– 交際が終了すると、次もうまくいかない気がする
– 周りの成婚報告を見て、自分だけが取り残されていると感じる
– 失敗するのが怖くなり、新しい出会いに積極的になれない

このような気持ちになるのは、決して珍しいことではありません。
ただ、婚活で思うような結果が出なかったことと、あなた自身の価値は別のものです。

ご縁は、お互いの希望や価値観、タイミングなど、さまざまな要素が重なってつながっていくもの。
一度の結果だけで、自分の魅力や将来の可能性まで決めつける必要はありません。

3. 自己効力感を育てるための3つのヒント

では、婚活で自信をなくしてしまったとき、どのようなことを意識すればよいのでしょうか。

【 ① 小さな「できた」を積み重ねる 】
自信を取り戻そうとすると、「次のお見合いを成功させよう」「今度こそ交際を続けよう」と、大きな目標を立てたくなるかもしれません。

もちろん目標を持つことは大切ですが、結果だけを目標にすると、自分ではコントロールできない部分に気持ちが左右されやすくなります。

そこで意識したいのが、自分の行動に目を向けることです。

たとえば、
– お見合いの前に、相手のプロフィールをしっかり読んだ
– 自分から質問をひとつしてみた
– 緊張しながらも、笑顔であいさつできた
– デートのあと、自分の気持ちを振り返った

どれも小さなことかもしれません。でも、自分で決めたことを実行できたなら、それは立派な一歩です。
結果がどうだったかだけでなく、「自分は何ができたのか」にも目を向けてみましょう。

【 ② うまくいかなかった経験を、次に生かす 】
婚活では、失敗したくないと思うほど、うまくいかなかった経験を思い出して落ち込んでしまうことがあります。

そんなときは、自分を責めるのではなく、経験を振り返る時間をつくってみましょう。

たとえば、デートで会話が弾まなかったと感じたなら、
「自分は会話が苦手だからダメだ」と結論づけるのではなく、
「相手の話を聞くことはできたかな?」
「自分のことも少し話せたかな?」
「次は、相手の趣味についてもう少し質問してみようかな?」
と、具体的に考えてみます。

すべてを一度に変える必要はありません。次の機会に試せそうなことをひとつ見つけるだけでも十分です。
うまくいかなかった経験は、必ずしも自分の欠点を示すものではありません。自分に合ったコミュニケーションや、相手との相性を知るための手がかりにもなります。

【 ③ 一人で抱え込まず、人の力を借りる 】

自信をなくしているときは、自分のよいところが見えにくくなり、できなかったことばかりに目が向いてしまうことがあります。

そんなときは、信頼できる友人や家族、婚活カウンセラーなどに気持ちを話してみるのもひとつの方法です。

自分では当たり前だと思っていた長所を教えてもらえたり、ひとりでは気づかなかった改善点が見つかったりすることもあります。
また、うまくいかなかった理由を一緒に整理することで、必要以上に自分を責めずに済むかもしれません。

人に頼ることは、弱さではありません。
自分だけでは難しいと感じたときに、周囲の力を借りながら前に進むことも、大切な力のひとつです。

4. 自信がないときは、無理に前向きにならなくてもいい

ここまで、自己効力感を育てるためのヒントをご紹介しました。

ただ、婚活で傷ついたときや、疲れてしまったときに、いつも前向きでいる必要はありません。

「頑張っているのに、うまくいかない」
「少し休みたい」
「今は誰とも会いたくない」
そんな気持ちになることもあるでしょう。

無理に気持ちを切り替えようとすると、かえって苦しくなってしまうこともあります。

そんなときは、少し立ち止まっても大丈夫です。
週の土日両方お見合いやデートしてる方も、どちらか1日は婚活の頭から少し離れて好きなことをしたり、ゆっくり休んだりする時間も大切にしてみてください。

自己効力感を育てることは、いつも自信満々でいることではありません。
不安がある自分も、うまくいかずに落ち込んでいる自分も受け止めながら、「今の自分にできることは何だろう?」と、少しずつ考えていくことなのです。

 

婚活の結果だけで、自分の価値を決めないで

婚活をしていると、お見合いの成立数や交際の進み具合など、目に見える結果が気になることもあると思います。

けれど、婚活の結果だけで、あなたの魅力や人としての価値が決まるわけではありません。
誰かとご縁がつながらなかったとしても、あなたに素敵なところがないという意味ではありません。まだ、お互いに心地よく過ごせる相手と出会えていないだけかもしれません。

大切なのは、結果だけにとらわれず、自分の気持ちや行動にも目を向けること。

「今日は一歩踏み出せた」
「前より自然に話せた」
「自分が大切にしたい価値観に気づけた」
そんな小さな発見も、これからの婚活につながる大切な経験です。

自信は、最初から十分に持っていなければいけないものではありません。小さな経験を積み重ねるなかで、少しずつ育てていくことができます。

焦らず、自分のペースを大切にしながら、一歩ずつ進んでいきましょう。

★婚活を頑張りすぎて少し疲れ気味の方はこちらの記事も参考にしてもらえたら嬉しいです。
→なんで自分だけ頑張らなきゃいけないの?そう思ってしまう時の対策

 

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